こんにちは！
立川の女性専用パーソナルトレーニングジムASmakeの山﨑将太です。

僕がメインとして行っているのは、女性のダイエットとボディメイクです。
そのため、痩せて体型を変えるお客様が一番多いんですが、

最近は、50代60代の方が増えてきて、逆に『いや、そんなに痩せないほうが良いですよ。』というお客様もいらっしゃったりします。

なぜ、50代60代の方が「そんなに痩せないほうが良い」のかというと、
BMIが低いと、将来寝たきりや寿命が短くなるというリスクが高くなってしまうからです。

今日は、BMIが低いときのリスクについて詳しくお話しますね！

BMIの正常値は？

例えば、僕は、身長が164㎝で体重が60kgなので、
60kg÷(1.64ｍ×1.64m)＝22なので、
僕のBMIは、22ということになります。

そして、このBMIの目標正常値は、18.5～23です。

この間の数字にあれば、基本的に病気の予防にもなりやすく、健康的だと言える1つの指標になります。(あくまでも指標の1つになるだけです。)

ただし、これは、18～49歳までの方の正常値です。

50代以上では、BMIは20を切らないほうが良い

となり、年齢とともに、どんどん正常値の下限値が上がってくるんです。

これは、研究などで統計的に、このBMIの間にあれば、一番死亡率や様々な病気の発症率が低かったので設定されました。

つまり、年齢が上がれば、痩せすぎにならないことに気を付けていかなければいけないんです。

そうしないと、将来筋肉が減り過ぎて寝たきりになったり、ガンや生活習慣病になるリスクが高くなります。

日本は、平均寿命と健康寿命の差が世界トップレベル

ちなみに、日本は、平均寿命(何歳に亡くなるのか)と、健康寿命(何歳まで介護や入院、寝たきりなど人に頼らず自分で生きられるか)の差が、男性で約9歳、女性で約12歳と世界トップレベルとなっています。

つまり、女性は、亡くなるまでの、約12年間を、介護や寝たきりなどを必要として生きていることになるんです。

将来不自由な生活をしたくなければ痩せすぎないこと

この不自由になるというリスクを減らして、亡くなるまで自由に歩いていきたいところに散歩や旅行に行ったり、お孫さんやお子さんと遊んだり、○○時に必ず薬を飲むというような生活をしなくて良いようにするためにも、

BMIを減らし過ぎないこと、痩せすぎないことが重要になってくるんです。

なので、50代60代のお客様には、あまり痩せすぎないことをお伝えしたりしています。
(ご本人が痩せたい場合、BMIが高めの場合は、別です。)

すでに生活習慣病になっていたり、そういったリスクが高い場合は、痩せることをオススメしますが、そうでない場合は、無理に痩せる必要もないのかなと思っています。

まとめ

BMIが低いことのリスクは、

将来寝たきりになったり、ガンや生活習慣病になりやすくなり、不自由な生活になってしまう可能性が高くなることです。

50代以上になると、BMIの正常値は、20～24.9
65歳以上になると、BMIの正常値は、21.5～24.9

が、寝たきりや、ガン・病気のリスクが低くなり、将来も自由な生活ができる可能性が高いです。

もし、『痩せなきゃ痩せなきゃ！』と思われている場合は、こういった部分から「本当に痩せないといけないのか？」を考えてみてくださいね。

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山﨑 将太

【見た目を変えることでなりたい体を作るボディメイクトレーナー】 過去に無理な減量方法などによって優勝を逃した悔しさから、アフリカに2年間柔道を教えに行くタイミングで、身体について猛勉強し、無理のない身体作りメソッドを生み出す。 言葉や文化の異なるアフリカでいかに分かりやすく指導するか試行錯誤した結果、全国チャンピオンを輩出。 日本に帰国後、理論と指導法に磨きをかけ、女性のボディメイクに応用し、分かりやすい指導と週に1度のトレーニングでも身体が変わると運動初心者の女性たちに絶大な人気を得る。 詳しいプロフィールはこちらをクリック 《女性専用パーソナルトレーニングジムASmake代表》

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