糖質制限で体重は落ちますが、脂肪は落ちません！なぜ痩せにくくなるのか？

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こんにちは！
立川の女性専用パーソナルトレーニングジムASmake(アスメイク)の山﨑将太です。

まだまだ検索すると出てくる「糖質制限」でのダイエット方法。
糖質を控えるだけでシンプルだし、結果がわかりやすいのでやりがちですよね。

ですが、はっきりと言います。

糖質制限で体重は落ちますが、脂肪は落ちません！

脂肪を落としたいなら今すぐ糖質制限はやめてください！

なぜなら、脂肪を落とすためには必ず糖質が必要になってくるからです。

今日は、なぜ糖質制限で体重は落ちるけど、脂肪は落ちないのかをお話します。

糖質制限で体重が落ちるのはなぜ？

糖質制限で体重は結構簡単に落ちます。

糖質には、1gにつき約3gの水分がくっつくという性質があるので、
単純計算で100g糖質を摂れば300gの水分がくっつきます。なので、100gの糖質を摂れば400g体重が増えます。

これも単純計算ですが、

1日200g糖質を摂っているとすると、それがゼロになれば1日800g体重は落ちます。

そのため、2週間で－8kgや1ヵ月で－10kgなどが実現できるのです。

これが糖質制限で体重が落ちる仕組みです。

では、糖質制限で脂肪が落ちないのはなぜ？

体重が落ちる仕組みはわかったと思います。

今度は、糖質制限で脂肪が落ちない仕組みです。

肝臓には、一定量の糖質を蓄える機能が備わっています。
ここが常に満たされている状態が、「体に栄養が足りている」という指標になっています。

そして、適切な時*(運動をしたり、寝ているときなど)に肝臓が蓄えている糖質を適切な場所に送り出すことで体に栄養が足りていない状態をなくすようにしてくれます。

＊この適切な時とは、体の各細胞に糖質が足りなくなっているときです。

そこに、糖質制限で外から糖質が入ってこなくなると、
当然各細胞にも糖質が足りなくなり、肝臓から糖質を送り出すばかりで新しく入ってくることがなくなります。

そうなると、肝臓は「糖質が入ってこない。これは飢餓だ！」と身体が飢えになり栄養を摂れていない状態だと判断します。

肝臓がそう判断するとどうなるの？？

そう判断すると、肝臓は「なるべく消費カロリーを減らすために筋肉を減らして糖質に変えてエネルギーにしよう」と考え、
どんどん筋肉を削り代謝を落としてエネルギーを確保していきます。

脂肪が燃える場所は筋肉なので、その筋肉がなくなっていくと脂肪が燃える場所がなくなっていきます。
そうすると、燃えずに残った脂肪はまた体脂肪に戻っていきます。

どんどん筋肉が減るとどんどん脂肪が落ちなくなっていくのです。

糖質制限している間は、これがずっと繰り返されます。

これが糖質制限で脂肪が落ちなくなる仕組みです。

まとめ

糖質制限で体重が落ちるのは、単純に糖質にくっついている水分がなくなっていくから。(筋肉が減っているというのもあります)

糖質制限で脂肪が落ちないのは、筋肉を減らしてしまい、脂肪が燃える場所がなくなっていくため、そのまま体脂肪に戻ってしまうから。

というのが体の仕組みとしてあるからです！

「糖質制限ってどうなの？みんな痩せてるように見えるけどリバウンドっていう話も聞くし。。。」と疑問をお持ちなら、ご参考にしてみてください！
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山﨑将太

【見た目を変えることでなりたい体を作るボディメイクトレーナー】過去に無理な減量方法などによって優勝を逃した悔しさから、アフリカに2年間柔道を教えに行くタイミングで、身体について猛勉強し、無理のない身体作りメソッドを生み出す。言葉や文化の異なるアフリカでいかに分かりやすく指導するか試行錯誤した結果、全国チャンピオンを輩出。日本に帰国後、理論と指導法に磨きをかけ、女性のボディメイクに応用し、分かりやすい指導と週に1度のトレーニングでも身体が変わると運動初心者の女性たちに絶大な人気を得る。 詳しいプロフィールはこちらをクリック 《女性専用パーソナルトレーニングジムASmake代表》