夕方の低血糖は、太るサイン。お昼ご飯を調整して痩せる!夕方に手の震えやフラッとするあなたへ。
こんにちは!
立川の女性専用パーソナルトレーニングジムASmake(アスメイク)の山﨑将太です。
先日お越しくださったお客様は、以前から食事や運動で、
低血糖気味になり、ダイエットに挫折が多かったという方でした。
お話をお伺いし、食事のカウンセリングもしていくと、
あることがわかってきました。
それは、『夕方に、手が震えたり、フラっとする。』ということです。
血液検査でも、貧血とは出ておらず、特に検査で異常があるわけでもない。
これ、低血糖の症状ということなんです。
夕方に低血糖になるのは、お昼ご飯に原因があることが多く、
この方の場合もそうでしたが、何より怖いのは、
夕方の低血糖は、太るサインということです。
なぜなら、夕方に低血糖になるということは、その数時間前に血糖値が急上昇しているので、
その時に、インスリンが大量に出ることで、体脂肪の蓄積がかなり多くなるからです。
今日は、夕方の低血糖が太るサインである理由と、対策についてお話します!
低血糖が起こる仕組みは何?
低血糖になる原因は、ほとんどが食事にあります。
*医師から内臓疾患等何らかの診断を受けている場合は、必ず医師の指示に従ってください。
低血糖になるということの意味は、
血液中の炭水化物(糖質)の量が少なくなっているということです。
この血液中の炭水化物(糖質)は、全身の細胞のエネルギーとなるのに必要で、
ある程度の量は、常に血液中にないといけないのです。
通常なら、食事を摂ると、食事からの炭水化物(糖質)で、
この血液中の炭水化物(糖質)の値を示す、血糖値が上がり、
血糖値が上がることで、インスリンという、血糖値を下げるホルモンを出します。
このインスリンというホルモンが、血糖値を下げるのは、
全身の細胞に炭水化物(糖質)を取り込むように働きかけてくれるために起こります。
この血糖値が、上がって下がるという波が、正常であれば、
適切に全身の細胞にエネルギーが届き、1日を通して安定して過ごすことができます。
ただ、この血糖値の、上がる幅が大きければ大きいほど、下がる幅も大きくなるのです。
つまり、血糖値が、ドカーンと急上昇すると、ドカーンと急下降するようになります。
この、血糖値がドカーンと急下降した時が、低血糖の状態ということになります。
ドカーンと血糖値が下がり、低血糖になると、
全身の脂肪に適切にエネルギーが届かなくなるので、
エネルギー不足が、体にとって危機であることから、
手が震えたり、フラッとしたりという症状が出るのです。
これが、低血糖になる仕組みです。
要するに、低血糖になる前に、
必ず血糖値が、急上昇しているというところがポイントになります。
低血糖の原因は食事にあり!
では、低血糖の前に起こる、血糖値の急上昇が起こる理由は何か?というと、
炭水化物(糖質)の摂りすぎです。
つまり、食事にあるということですね。
特に、大きな原因になる食事が、炭水化物(糖質)だけを摂りすぎることです。
どういうことかというと、
「うどんといなり寿司」や、「チャーハンとラーメン」などのように
炭水化物(糖質)に炭水化物(糖質)の組み合わせになる食事は、
その食事の栄養のほとんどが、炭水化物(糖質)のみになります。
その他の栄養として、タンパク質や脂質、食物繊維などが少なく、
炭水化物(糖質)だけの食事になると、
炭水化物(糖質)の体の吸収速度が速くなり、血糖値が急上昇してしまうのです。
そうすると、「うどんといなり寿司」や「ラーメンとチャーハン」などの
炭水化物(糖質)の組みあわせの食事で、血糖値が急上昇して、
その後、血糖値が急下降することによって、低血糖が起こるのです。
この流れはめちゃくちゃ太る!
この、炭水化物(糖質)と炭水化物(糖質)の組みあわせの食事で、
血糖値が急上昇すると、めちゃくちゃ太ります。
それは、血糖値が急上昇した時に、
先ほどもお伝えしたインスリンという血糖値を下げるホルモンが
大量に出ることが理由です。
このインスリンというホルモンは、体脂肪の蓄積という働きを持っています。
ということは、急上昇した血糖値の分だけ、インスリンが大量に出ると、
それだけ体脂肪の蓄積も多くなってしまうのです。
つまり、低血糖が起こるということは、
その前に、血糖値が急上昇していることになるので、
その時に、インスリンが大量に出ており、体脂肪の蓄積が多くなり太ることになるのです。
これが、夕方の低血糖が太るサインである理由です。
対策は、お昼ご飯を調整するしかない!
対策としては、お昼ご飯を調整するしかありません。
なぜなら、お昼ご飯で、炭水化物(糖質)と炭水化物(糖質)の組みあわせの食事
をしていて、低血糖が引き起こされているからです。
ここでの対策は、
・炭水化物(糖質)の食事は1品にすること
・野菜を先に必ず食べること
の2つになります。
この2つの対策をすることで、
そもそも炭水化物(糖質)を食べる量を減らせるので、
それだけ血液中に入る炭水化物(糖質)の絶対量が減るため、
血糖値もそこまで急上昇しないからです。
また、野菜から先に食べることで、
食べた炭水化物(糖質)の体の中への吸収をゆっくりにしてくれるので、
一気に血液中に炭水化物(糖質)が入ることなく、ゆっくりになるので、
これも血糖値が急にドカーンと上昇することを防げます。
野菜から先に食べる良い理由について、詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
↓
これら2つの対策を気を付けるだけでも、
実際にそのお客様も『夕方に低血糖にならない』とおっしゃっていました!
まとめ
夕方に、手が震えたり、フラッとするなど低血糖の症状が出るのは、
お昼ご飯で、「うどんといなり寿司」や「ラーメンとチャーハン」などの
炭水化物(糖質)と炭水化物(糖質)の組みあわせの食事をして、
血糖値が急上昇し、その後急下降するために起こるのです。
ただ、その血糖値が急上昇した時に、大量にインスリンというホルモンが出て、
そのせいで、体脂肪の蓄積が多くなってしまうので、
この夕方の低血糖は太るサインでもあるのです。
この時の対策は、
・炭水化物(糖質)を1品にすること
・野菜から先に食べること
の2つです。
『夕方に低血糖になって困る』という場合は、ぜひこの対策をお試しください!
『1人だと、なかなかダイエットするのが難しい』と思われているあなたは、
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目次
山﨑 将太
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