糖質制限したのに痩せない理由はこれ!なぜ糖質制限で痩せないのか?【立川のパーソナルトレーナーが解説】
こんにちは!
立川の女性専用パーソナルトレーニングジムASmake(アスメイク)の山﨑将太です。
『1か月間、糖質(炭水化物)をほとんど摂らない糖質制限でダイエットしたのに、全然痩せなかった。。。』
先日、パーソナルトレーニングに来てくださったお客様がこうおっしゃっていました。
糖質(炭水化物)をほとんど摂らない糖質制限で痩せない経験、あなたもありますか?
実は、炭水化物(糖質)をほとんど摂らない糖質制限でダイエットして痩せないことは、珍しくありません。
なぜなら、糖質(炭水化物)を摂らないと、筋肉を減らし代謝を下げることと、脂肪を溜め込もうとすることで痩せにくい体にしてしまうからです。
今日は、糖質制限しても痩せない理由についてお話します!
糖質(炭水化物)の役割って何?
体を動かすエネルギーとして、必ず糖質(炭水化物)が必要です。
また、肝臓は、一定量の糖質(炭水化物)を蓄えるようにできており、空腹時や食事と食事の間の時間に、それをエネルギーに変えて全身に送り出しています。
つまり、糖質(炭水化物)の役割は、
・体のエネルギーとなる。
・肝臓に蓄えられて、空腹時などに体のエネルギーに変えて送り出している。
という2つの役割があります。
じゃあ糖質制限をするとどうなるの?
まず、糖質(炭水化物)が入って来ないため、体のエネルギーがなくなります。
ですが、体は仕事したり歩いたり家事をしたりと必ず動かすので、エネルギーが必要です。
じゃあ、どうやってエネルギーを確保するかというと、肝臓に蓄えていた糖質(炭水化物)を徐々に減らしてエネルギーに変えて送り出すのです。
そうやって肝臓に蓄えていた糖質(炭水化物)を徐々に減らしながら、エネルギーを確保します。
ここまでは良いのですが、糖質制限をしていると、そもそも体に糖質(炭水化物)が入って来ません。
そうなると、肝臓から減らしていった分の糖質(炭水化物)が入って来ないので、肝臓から減っていくばかりになる。
ということが起こります。
肝臓から糖質が減るばかりだと、どうなるの?
先ほども書いた通り、糖質制限をすると、
まず体のエネルギーがなくなるので、次に肝臓に蓄えていた糖質(炭水化物)を徐々に減らしてエネルギーを確保します。
ここまでは良くて、結局糖質(炭水化物)が入って来ないので、肝臓に蓄えている分も底をつきて、エネルギーを確保できなくなりますね。
これが起こると、今度は筋肉を減らしてエネルギーを確保するようになります。
筋肉はあればあるほど代謝を上げて痩せやすい体にしてくれるため、その筋肉が減るということは、代謝が下がり痩せにくい体になる。ということです。
さらに悪いことに、筋肉を減らしてエネルギーに変える状況にまでくると、体はなるべくカロリーを消費しないようにし、脂肪を消費しないように溜め込もうとしてしまいます。
筋肉が減って痩せにくくなっているのに、さらに脂肪を減らさないようにして余計に痩せにくくなるのです。
これが、糖質制限しても痩せない理由です。
糖質制限をした時の流れをまとめると、
体のエネルギーがなくなる→肝臓から糖質(炭水化物)を送り出しエネルギーにする→肝臓の糖質(炭水化物)がなくなる
→筋肉を減らしてエネルギーにする→代謝が下がる→さらになるべく脂肪を消費しないようにする→痩せなくなる
という流れで痩せないのです。
じゃあ糖質(炭水化物)を食べればいい!これだけです!
ですが、糖質(炭水化物)なら何でも良いわけではありません。
お米やパスタなどの「ブドウ糖」だけを食べてください!
先ほどから書いていますが、体のエネルギーになったり、肝臓に蓄えられる糖質(炭水化物)は、お米やパスタ、うどん、パンなどに含まれる「ブドウ糖」だけです。
その他の糖質(炭水化物)は、果物の「果糖」と乳製品の「ガラクトース」です。
これらが「ブドウ糖」と違うのは、体のエネルギーにもなりにくく、肝臓に蓄えられず、脂肪になりやすいことです。
それについて詳しく書いた記事は、こちらをご参考にしてください。
↓
つまり、「ブドウ糖」を摂らないと、結局は糖質制限と同じ流れになり、なかなか痩せないということが起こります。(糖質制限よりはまだマシですが、長くなるのでこの記事ではお話しません。)
1日にどれぐらい「ブドウ糖」を食べれば良いの?
お米やパスタ、うどんなどに含まれる「ブドウ糖」ですが、どれぐらい食べれば良いのか?
答えは、1食につきお茶碗1杯のお米を3食食べてください!
これで太ることは、ほとんどないです。
それも体の仕組みですが、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
↓
まとめ
糖質制限をすると、まず体のエネルギーがなくなり、次に肝臓に蓄えている糖質(炭水化物)を減らしてエネルギーを確保しますが、減った分が入ってきません。
そのため、肝臓の糖質(炭水化物)が底をつきてしまい、エネルギーが確保できなくなります。
そうすると、今度は筋肉を減らしてエネルギーに変えてしまいます。筋肉がどんどん減るため、代謝が下がり痩せにくい体になります。
また、さらに悪いことに、この状況までいくと、体はなるべく消費カロリーを減らし脂肪を溜め込もうとするので、余計に痩せにくくなってしまいます。
これが糖質制限をしても痩せない理由です。
『糖質制限しても痩せなかった。。。』というあなたはご参考にしてください!
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目次
山﨑 将太
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