年々筋肉が落ちるので、年齢とともに痩せにくくなる!筋肉が落ちる体の仕組みと対処法は?
こんにちは!
立川の女性専用パーソナルトレーニングジムASmake(アスメイク)の山﨑将太です。
昔は多少食べてもちょっと調整すればすぐに痩せたけど、
今は、ちょっと食べ過ぎて、調整しても痩せにくくなった。
20歳の時より25歳の時の方が痩せにくくなったし、
30歳に近づくと、より痩せにくさを感じる。
こういったお悩みもありますよね。
当然、40歳、50歳と年齢とともに
痩せにくくなるというのも確かな話で、
それは、ほぼすべて、年々筋肉が落ちるので、
代謝が下がり、体脂肪が減りにくくなることが理由になります。
なので、今日は、年々筋肉が落ちる体の仕組みと、痩せるための対処法についてお話しますね!
年々筋肉が落ちる体の仕組み
年々、年齢とともに、痩せにくくなる。
仕事柄ということもありますが、
こういったお話を聞くことがかなり多いです。
この理由は、わりとシンプルで、
ほぼすべて、年々筋肉が落ちることが理由です。
なんで年々筋肉が落ちるのかというと、
筋肉の合成(増やすこと)と、筋肉の分解(減らすこと)のバランスが、
年々、筋肉の分解(減らすこと)に傾いてくるからです。
ただ、なぜ年々、年齢とともに
筋肉の分解(減らすこと)にバランスが傾くのかという
100%の回答や仕組みまでは解明されておらず、
単に、筋肉の合成(増やすこと)よりも、筋肉の分解(減らすこと)の方が、
年々上回ってくる体の仕組みがあるということが確かなだけです。
もっと細かく言うと、
筋肉は、タンパク質を主な材料にして作られており、
このタンパク質の合成と分解のバランスが、分解に傾くということになります。
(ここまで専門的に考えなくても良いと思います。)
例えるなら、家を筋肉だとして、その材料である木材をタンパク質だとすると、
タンパク質である木材を増やせば、どんどん筋肉である家を建てられるし、
大きくしていくことができます。
これが、筋肉の合成です。
逆に、タンパク質である木材を減らせば、筋肉である家も崩れますし、
小さい家しか建てられないことになります。
これが、年齢とともに起こる筋肉の分解です。
年々、どんどん筋肉が作る材料が減っていくので、
年齢とともに、筋肉が落ちていくんです。
筋肉が落ちると痩せにくくなる理由
この仕組みによって、筋肉が落ちてしまって
筋肉が落ちることで痩せにくくなるんです。
筋肉が落ちると痩せにくくなるのは、
消費カロリーが減って、
体脂肪が減りにくくなるからです。
筋肉はあればあるほど消費カロリーを増やして、
体脂肪を減らしやすくしてくれます。
なので、筋肉は多ければ多いほど、代謝が上がり、
ダイエットに効果的ということですね。
また、体脂肪は分解されたあと、血液中を通り、
最終的にどこで消費されてなくなるかというと、
筋肉です。
筋肉でエネルギーになり、最終的に消費されてなくなります。
その筋肉が落ちて、減ってくるということは、
体脂肪が消費できる場所が少なくなるということなので、
体脂肪が減りにくくなり、痩せにくくなるんです。
これが理由で、筋肉が落ちると、
痩せにくくなってしまうんです。
これは体の仕組みによるものなので、
僕にも起こることで、あなたにも起こることです。
誰しも全員同じことが起こります。
これが理由で、年々筋肉は落ちてしまい、
そのせいで、体脂肪が減りにくく痩せにくい体になるんです。
痩せるための対処法
じゃあ、年々筋肉が落ちて痩せにくくなることに対して、
痩せるための対処法はどうすればいいかというと、
1.筋トレをすること
2.ちゃんと食べること
の2つが重要になります。
1つずつ解説しますね!
1.筋トレすること
筋トレは、筋肉を増やすための運動です。
ガチガチに筋トレしているボディビルダーや、
毎日毎日必死で練習しているアスリートでも、
必ず、年々筋肉は落ちていきます。
ということは、何もしなければ、もっと早く筋肉は落ちます。
筋肉が落ちた分、痩せにくくなることは明らかなので、
筋トレして少しでも筋肉を増やすこと、
少しでも筋肉が落ちないようにすることが
痩せるためにかなり重要です。
筋肉はあればあるほど、消費カロリーを増やしてくれて、
体脂肪を減らしやすくしてくれることと、
さらに、体脂肪が最終的に消費されてなくなる場所も、
筋肉なので、
筋肉を増やすことや、減らさないことは
体脂肪をちゃんと減らして、痩せやすくするために
かなり重要なんです。
筋肉を増やすためには、日常生活レベル以上の
負荷や強度で運動する必要があります。
それができるのが筋トレなので、
筋トレをすることで筋肉を増やすことができるんです。
逆に、ウォーキングなどの有酸素運動は、
日常生活レベル以上の負荷や強度にならないので、
30分やっても、1時間やっても、筋肉は増えません。
(参考記事:筋トレは「きつい」のがダイエットに効果的な理由)
なので、筋トレをすることが、筋肉を増やす方法で、
そうして筋肉が増えたり、減らさないことで、
体脂肪がしっかりと消費される体になり、
痩せる対処法になるんです。
2.ちゃんと食べること
筋肉を増やす、減らさないためには、
食事もかなり重要になります。
なぜなら、食事だけが唯一、筋肉の材料になるからです。
先ほどもお伝えした、タンパク質がまさにそれで、
タンパク質が筋肉の材料になるんです。
それ以外にも、炭水化物(糖質)も筋肉の材料になります。
特に、お米やパスタ、パンなどに含まれる
「ブドウ糖」と言われるものが、材料になってくれます。
(参考記事:ブドウ糖って何?)
つまり、炭水化物(糖質)制限をしたり、
野菜だけの食事にしたり、食事量を極端に減らすということを
してしまうと、どんどん筋肉が落ちていき、
痩せにくい体になってしまうということです。
なので、
1日に、
炭水化物(糖質)である「ブドウ糖」なら、
120~150g前後(1食あたり約40g)を食べること。
これは、お米ならお茶碗1杯、食パンなら6枚切り1枚です。
タンパク質なら、
あなたの体重×1.0g(50kgなら50g)
を、3食に分けて、1食あたり約16~17gを食べること。
これは、お肉なら約80~90g、お魚なら1尾、卵なら4個、納豆なら4パックです。
これらを目安にちゃんと食べることが、
筋肉を増やす、減らさないために重要になり、
痩せやすい体になるために必要です。
もっと詳しく炭水化物(糖質)やタンパク質の適量や目安を知りたい場合は、
こちらの記事をご参考にしてください。↓
まとめ
年齢とともに、痩せにくくなったと感じるのは、
年々、筋肉が落ちて、代謝が下がり、体脂肪が減りにくくなるからです。
それを防いで、痩せるための対処法は、
1.筋トレをすること
2.ちゃんと食べること
の2つが重要になります。
この2つを行うことで、筋肉を増やしたり、減らさないようにできて、
ちゃんと痩せることができる体になります。
ぜひお試しください!
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目次
山﨑 将太
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