こんにちは！
立川の女性専用パーソナルトレーニングジムASmake(アスメイク)の山﨑将太です。

https://asmake.jp/news/2338.html/

先日、お客様から 

『MCTオイルって痩せる？痩せない？実際どうなんですか？』 

というご質問をいただきました。 

コーヒーに入れたり、MCTオイルを使って調理したりと、 

色んな使い方があって、 

『ダイエットにも効果的で、痩せる！』 

みたいなことが言われますが、実際のところどうなんでしょうか？ 

実は、MCTオイル自体にダイエット効果って特になく、 

痩せるために活用するべきものではないのが現実なんです。 

なぜなら、MCTオイルってただの油の種類の話なだけだからです。 

今日は、MCTオイルで痩せるのか痩せないのかについてお話しますね！ 

MCTオイルとは、 

中鎖脂肪酸のことです。 

これと別の種類で、 

長鎖脂肪酸や短鎖脂肪酸というのも存在するんですが、 

中とか長とか短とか、何が違うのかと言うと、 

炭素という元素が、どれくらい鎖でつながっているかで呼び方が変わるだけで、 

長ければ、長鎖 

中ぐらいなら、中鎖 

短いなら、短鎖 

というそんな違いだけです。 

油(脂質)の種類の違いということですね。 

ちなみに、なぜMCTオイルというかというと、 

中鎖脂肪酸を英語にすると、 

Middle(中)　Chain(鎖)　Triglyceride(脂肪酸) 

になるので、頭文字を取って、MCTオイルと呼ばれているだけです。 

僕らが、普段食べる食べ物に含まれている油(脂質)は、 

中鎖脂肪酸ではなく、 

ほぼすべて長鎖脂肪酸です。 

なので、普通に生活していて、 

MCTオイル(中鎖脂肪酸)を摂る機会なんて、ほぼないんです。 

なので、MCTオイルは、意図して摂る必要があり、 

そのため、MCTオイルという形の商品が売られているんです。 

では、そのＭＣＴオイルで痩せるんでしょうか？ 

答えは、「痩せるわけではない」です。 

なぜなら、ＭＣＴオイルも、ただの油(脂質)なので、 

摂りすぎれば、普通に体脂肪が増えて太るからです。 

また、ＭＣＴオイルは、僕らが普段食べる食べ物にはほとんど含まれていません。 

自然界にないものを、わざわざ意図的に摂る必要ってあるでしょうか？ 

ＭＣＴオイルが痩せると言われるのは、 

「すぐにエネルギーになるので、体脂肪として蓄積されにくい」 

という理由が一般的です。 

これは、確かに正しくて、 

僕らが普段食べる食べ物に含まれる長鎖脂肪酸は、 

体の中に吸収されると、まず心臓に送られますが、 

ＭＣＴオイルは、肝臓に送られます。 

この違いって、結構大きくて、肝臓に送られた方が、 

すぐにエネルギーとして使うことができるんです。 

なので、ＭＣＴオイルは、 

すぐエネルギーになるので体脂肪として蓄積しにくいのは正しいんですが、 

糖質やたんぱく質も同じように、肝臓へと送られます。 

肝臓で1回に処理できる栄養素の量は決まっているので、 

糖質、たんぱく質を摂って、なおかつＭＣＴオイルを摂ると、 

たくさんの栄養素が、肝臓にドドッと流れ込んでしまい、 

1回で処理できる限界を超えるので、 

超えた分がすべて体脂肪になるので、太るわけです。 

これがＭＣＴオイルではなく、長鎖脂肪酸であれば、 

糖質とたんぱく質は、肝臓へ 

長鎖脂肪酸は、心臓へと送られて、分散されるので、 

体脂肪として蓄積しにくく、太りにくいわけです。 

(もちろん食べる量にもよりますが、、、) 

なので、特別ＭＣＴオイルが痩せるということはなく、 

普通に食生活を送るなら、むしろＭＣＴオイルじゃない方が、 

痩せる可能性は高いんです。 

僕は「痩せるために、特にＭＣＴオイルを使う理由はない」と考えています。 

なぜなら、ＭＣＴオイルは、特別痩せるものではないからです。 

むしろ糖質やたんぱく質も普通に食事で摂っているなら、 

ＭＣＴオイルを摂る方が、体脂肪が増える可能性が高いので、 

わざわざＭＣＴオイルを買うのではなく、 

普段の食生活で、糖質・たんぱく質・脂質を摂りすぎないように 

食生活を整える方が、圧倒的にストレスも少なく健康的に痩せることができますよ！ 

ご参考にしてください！ 

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