先日、1回目のトレーニングで、食事のお話をさせていただいたときに
『お米とかパン、うどんみたいな糖質を摂らないと痩せるって言われますけど、どうなんですか？』というご質問をいただきました。

確かに、まだ糖質制限ダイエットが主流と言うか、痩せる＝糖質制限みたいなイメージがあるのを、よく耳にします。

今日は、糖質制限で体重が減るのを、「痩せる」と言わない理由についてお話しますね！

動画でご覧になりたい場合は、こちら↓

文章で詳しい解説を見たい場合は、そのまま下にスクロールしてください！

糖質制限をすると、体重がかなり減る。

これは、ほぼ間違いなく起こります。

おそらく糖質制限をやったことがあったり、糖質制限をやった知り合いがいると、わかると思いますが、

このように、糖質制限をすると、体重はかなり減るんです。

ただ、糖質制限で体重がかなり減るとしても、

それが、体脂肪ではなく、筋肉や水分が減っているだけだったらどうですか？

『体脂肪が減らないのは嫌だ！』となりますよね。。。

糖質は、僕らの体にとって、唯一と言っても良いほど、重要なエネルギー源になる栄養素です。

そんな糖質を制限(糖質を摂らない)をすると、体はエネルギー不足で、飢餓状態となります。

この飢餓状態になると、体は『このままだとエネルギー不足で餓死しちゃうから、消費カロリーを多くしちゃう筋肉を減らして、緊急時のエネルギー源になる体脂肪は温存しよう！』という判断をするので、

(参考記事：糖質制限は、3日目から筋肉がガクンと減り始めて代謝が下がる！)

そして、糖質という栄養素は、1gにつき約3倍(3g)の水分を溜め込む性質を持っています。

ということは、仮に今まで1日に糖質を150g(ご飯お茶碗3杯)食べていたのを、

1日に食べる糖質をゼロにすると、糖質が150gなくなる＝水分は約3倍の450gなくなるということになりますよね。

1日で450g水分がなくなる＝1日で体重が450g減る

これに筋肉も一緒に減るとなると、たった1週間で、めっちゃ減りますよね？笑
(筋肉は脂肪よりも重いため)

でも、体脂肪は温存するモードに入っているので、ほとんど体脂肪は減らず、
筋肉と水分だけがバンバン減って、体重が減るというのが糖質制限なわけです。

あなたが、落としたいのは、体脂肪ですか？筋肉ですか？水分ですか？

となると、糖質制限をしても、筋肉と水分だけが減り、いうほど体脂肪は減らないなら、

それって「痩せる」って言えますか？

多分言えないんじゃないかと思います。

少なくとも、僕は、それを「痩せる」とは言いません。。。

もし体脂肪を減らして痩せるなら、糖質制限以外の方法が、圧倒的に効率も良く、楽しく一生続けられるので、絶対にそれ以外の方法を探すようにしてくださいね！

糖質制限で体重が減ることを、「痩せる」とは言いません。

なぜなら、糖質制限して減るのは、体脂肪ではなく、筋肉と水分がほとんどだからです。

『体脂肪を減らして痩せよう！』と思われたら、糖質制限ではない方法で痩せることを必ず考えるようにしてみてくださいね！