筋トレとは、筋肉を増やすための運動のことです。

運動なら何でも良いわけではなく、

「筋肉を増やす」というのが重要で、

具体的には、しゃがんで立ってを繰り返すスクワットをイメージしてください。

しゃがんで立ってを、10回繰り返したら

『もう次しゃがんだら立てないかも、、、』ぐらいのところまで行えれば
筋肉に強い負荷(疲労)が与えられているので、筋トレになります。

逆に、しゃがんで立ってを、40回も50回もヒョイヒョイできて
『いや～余裕です！』というぐらいの負荷や強度は、筋トレとは言いません。

つまり、できるだけ少ない回数(10～12回)で、限界になるぐらいの運動を、筋トレと言います。

となると、時間にすれば、10回なんてたかだか1～2分なので

30分とか1時間とかやり続けられるランニングや水泳、ウォーキングなどは

筋トレには含まれないということです。

筋トレをすれば、筋肉が増えるわけですが、

それと体型が変わることが、なぜイコールでつながるかと言うと、

筋肉は、あればあるほど基礎代謝を増やし、自動的に消費カロリーを多くしてくれます。

消費カロリーが増えれば、体脂肪が減りやすくなるので、
筋肉が増えて、消費カロリーが増えれば増えるほど、体脂肪はどんどん減りやすくなるわけです。

そうすると、筋肉と体脂肪の関係として、

同じ重さなら、体脂肪より筋肉の方が、体積が小さくなるとわかっており、

例えば、同じ10㎏なら、体脂肪の体積が30、筋肉の体積は20になるみたいな感じです。
(参考記事：筋トレしてると、体重減らなくても体型は変わってますよ！というお話。)

仮に、筋トレをして

筋肉が1g 増えて、体脂肪が1g 減っても、体重は全く変わりませんが、

筋肉の方が体脂肪より体積が小さいので、体は少し細く引き締まるということです。

これが100g、500g、1㎏となると

かなり体は細く引き締まると、なんとなくわかりますよね。

例えば、お腹を引き締めたいなら、お腹の筋肉を鍛えて、増やして、体脂肪を減らせば、どんどん引き締まっていくというわけです。

これが筋トレで体型が変わる理由です。

筋トレで体型が変わるのは、なんとなくおわかりいただけたかと思います。

そうすると、『じゃあ、筋トレ以外の運動で体は変わらないの？』という疑問が出てきますよね。

『1時間ランニングをしてたらムキムキになった』
『ボディビルの大会で優勝するために、水泳だけをする』
という人っていないですよね？

筋肉を増やしてムキムキになるにも、ボディビルの大会で優勝するにも

筋トレが必要だからです。

マラソン選手を見てもわかりますよね。マラソン選手でムキムキな人はいません。

ただ、マラソン選手はみんな細いですが
体型がボンキュッボンとか、グラマーな体型をしているわけではなく、

極限まで細くなっているだけですよね？

あれは、筋肉が増えていないどころか、筋肉まで落ちてしまっているからです。

(参考記事：有酸素運動をしても、筋肉はつきません！)

これが、筋トレ以外の運動では体型を変えられない理由です。